東京ミステリーサーカスで開催中の「歌舞伎町探偵セブン 事件6〜 恋するレバー教団・ 連続失踪事件〜」に、小学校高学年の息子と二人で参加してきました。
すっかり通い慣れた感のある東京ミステリーサーカスにおいて、これまで気になっていながらも参加を見送ってきたのが、この「歌舞伎町探偵セブン」シリーズです。
「歌舞伎町探偵セブン」は、コース中に18歳未満立入禁止の施設が含まれることから、原則18歳未満は参加不可のイベントとされています。
しかし、一部コースではそういった施設が含まれてないのでは?という情報を掴んでおり、様子を見て18歳未満の参加も解禁されるかもしれないという淡い期待を抱いていたのです。
すると先日、一部コース(事件4と事件6)で18歳未満解禁のニュースが!
待ってました〜〜〜!!!
息子にもどんなイベントの概要を話した上で意思確認したところ、「やってみたい!」とのこと。
早速2人で参加してきました。
イベント情報
「歌舞伎町探偵セブン」について
これは探偵となったあなたが、
実際に歌舞伎町を巡り、
未解決の事件を解き明かす
体験型ゲームイベントです。
初回捜査チケット : 2,500円 <バインダー付き>
捜査チケット(2回目以降) : 2,000円
チーム人数 : 1人〜
制限時間 : なし
※プレイ可能時間の設定ありストーリー
そこは歌舞伎町の外れにあるビルの二階。「セブン探偵事務所」という薄汚れた看板が道行く人の目を引く。
この街ではどんな依頼が探偵事務所に持ち込まれるのか…あなたは、ちょっとした好奇心でその事務所の扉をたたく。
待ち受けていたのは、顔に包帯を巻いた怪しい男。所長を名乗るその男は君の顔を見てこういった。
「君か?この街で探偵になりたいって変わり者は?いいだろう、この事件を全て解き明かしたら、君をセブン探偵事務所の7人目の探偵として受け入れよう」 差し出された6つの依頼書はどれも警察に相談できないワケありな事件ばかり。
しかし、やっかいなのは事件内容だけではなかった。共に捜査をする探偵達は全員クセ者。元ヤクザ、不敗のギャンブラー、金庫破り、天才科学者とハッカーの兄弟、変装の達人にしてアイドル。
あなたは、事件の依頼を引き受ける。その事件の行き着く先に歌舞伎町の大きな闇が隠されていることも知らずに…
これは、愛と金と欲望と謎の渦巻く歌舞伎町で、あなた自身が探偵セブンの最後の探偵になるまでの物語。
※その他、イベント参加前に、必ず公式サイト上の注意事項をご確認ください!
https://mysterycircus.jp/tanteiseven/
「事件6〜 恋するレバー教団・ 連続失踪事件〜」について
おすすめ人数 : 3〜4人
所要時間 : 120〜150分ストーリー
行方不明になった彼女を探してくれという依頼を受けたセブン探偵事務所。
被害者のPCに残された情報から、彼女がとある新興宗教に心酔していたことが判明する。
歌舞伎町界隈でひそかに勢力を伸ばしている謎の新興宗教団体を調査するうちに、あなたは事件の裏に隠された大いなる闇と対峙する…!
果たして彼女を見つけ出すことが出来るのか?
天才ハッカーのタイガと共に真実をハックせよ!!
感想・参加の記録など
以下、私がイベントに参加した際の感想や記録などです。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
謎 | |
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探偵感 | |
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
※2018.7.19 ブログ全体の評価内容を改めました
イベントに参加してみての感想
なるほど〜!
確かにこれは「リアル捜査ゲーム」です。
タカラッシュ BLACK LABEL の「鉄道探偵」や「コンビニ謎解き」など、探偵を主人公にした周遊型謎解きは他にもありますが、全くの別物です。
従来の「周遊型謎解き」よりも、むしろ体験に重きを置いた「体験型ロールプレイングゲーム」に近い試みと言えるのではないでしょうか。
仮装こそしないものの、参加者が探偵になりきり、歌舞伎町内にある雑居ビルの一室などを実際に訪れ、そこにいる関係者への捜査をしながら謎解きを進めていくのです。
6つの事件それぞれに違った特色があるかと思いますので、これは私たちが参加した「事件6〜 恋するレバー教団・ 連続失踪事件〜」に限った話かもしれませんが、「ここまでなりきるのね!」と思う場面がありました。
結論から言うと、私は楽しめましたが、かなり能動的な参加を求められますので、なんというか、人を選ぶイベントなのかもしれないなという印象です。
SCRAPさんのイベントに参加したことがある方であればわかると思うのですが、いわゆる「茶番」と呼ばれるあのノリが苦手な方は素直に楽しめない可能性があります。
ただし、そういう方でも複数人であればノリ切れてしまうかもしれませんので、オススメ人数が3~4人となっているのも納得です。
謎解き要素もあるにはあるのですが、難易度がそれほど高くないため、正直なところ「謎を解いた」感はあまりありませんでした。
私が楽しめた理由としては、体験の部分が謎解き要素の少なさを補って余りあるほどに強烈だったこととそれを受け入れられたことが大きいのかなと思います。
なお、参加中、「子供は楽しめているのだろうか?ビックリしてないだろうか?」と不安に思っていたのですが、息子曰く「スゴイ楽しかった!」とのことです。参加中耳にする、とあるフレーズを帰り道に口ずさんだりもしていました。
この日は時間的に参加を見送りましたが、息子の希望により「事件4〜心霊マンション死体消失事件〜」も近々参加予定です。
子供との参加について
歌舞伎町での周遊型イベントという時点で、「え?それってどうなの?」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
私が参加前に不安だったのも、やはり安全面に関することでしたので、そのことに触れておきたいと思います。
チェックポイントについて
途中に訪れるチェックポイントは、イベント専用のスペースで、そこにいるのもスタッフの方です。申し訳ありません、私の認識不足でした。一部では、実際に営業されているお店がチェックポイントになっていますが、そうと気付かないほどスタッフさんの対応が素晴らしく「探偵セブンの世界」に入り込めると言うことで(汗。
ただし、同じ建物内には、実際に営業している店舗や人が住んでいるであろう住居もあったりします。
捜査キットには、チェックポイントの可能性がある(立ち入っても良い)建物や階数がちゃんと記載されていますので、建物に入る前に大人がよく確認するようにしてください。
歌舞伎町での散策について
歌舞伎町に対してある種のイメージが強すぎるだけで、実際に参加してみると必要以上に警戒することはないのかな、という気がしないでもありません。
とは言え、やはり、子供と一緒の場合は明るい時間に参加するべきでしょうし、大人が責任を持って、安全には十分に配慮する必要があります。
また、オトナなお店の前を通ったりコワイ方たちとすれ違ったりすることもあるかもしれませんので、そういう面で不安がある方は無理に参加することをお勧めしません。
参加の記録と補足情報
参加形態
小学校高学年の息子と2人での参加でした。
所要時間
途中、ちょっとした手違いがあり15分程度タイムロスをしましたが、私たちがクリアまでに要した時間は170分程(14:50→17:40)でした。
※初回捜査時には、受付後に映像による説明(20分程)がありますが、それを除いた時間です。
推奨年齢について
18歳未満の参加が解禁されはしましたが、場所やストーリーも含めて全体的に大人向けの内容であることに変わりありません。
私の実感としては、18歳未満だけで参加するのはどうなのかな?といったところです。
また、大人と一緒に参加するとしても、小学校高学年以上でないと厳しいかもしれません。話の内容を理解するところまで求めるのであれば中学生以上でしょうか。息子も話の内容を完全には理解できていなかったと思います。
まとめ記事(2018.9.14追記)
「歌舞伎町探偵セブン」のまとめと個人的なおすすめランキングを記事にしました。こちらも併せてどうぞ。
www.nazomegane.com