アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルで開催中の『十人の憂鬱な容疑者』に、ソロで参加してきました。
アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルは、昨年「下北沢謎解き街歩き」で訪れて以来です。
イベント情報
概要
開催期間
2018年4月8日(金)~7月8日(日)
※アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルでの開催期間です
開催場所
アジトオブスクラップ下北沢ナゾビル
※この後、他のアジトで開催される可能性もあります
チーム人数
10人
制限時間
60分
所要時間目安
90〜100分
費用
券種 | 前売券 | 当日券 |
---|---|---|
一般 | 3,000円 | 3,500円 |
学生 | 2,500円 | 3,000円(平日のみ) |
※アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルでの開催時の料金です
ストーリー
あなたのもとにある日、洋館への招待状が届く。
差出人の名前も書いていないが、あなたはその招待に応じないわけにはいかなかった。
そこには、身も凍るような言葉が書かれていたからだ。
「12年前のことは忘れない。来ないと殺す」と。 あなたは、びくびくしながら、招待された洋館にたどり着く。
そこには、あなたと同じ招待状を握り締めた9人の人物があなたを待っていた。
それぞれが何らかの理由で、この場所に集められたようだ。
全員が揃うと、扉はばたんと閉じる。
そして、スピーカーから声が流れる。
「今日は私の催すパーティーに来てくれて感謝する。 さて、早速だが君たちにプレゼントがある。この謎だ」
「謎を解け。1時間以内に解けなければ殺す」
リアル脱出ゲームではない、新感覚ミステリー体験!
すべての謎が解けたとき、衝撃の事実が判明する!
※この公演は部屋から脱出するタイプの公演とはテイストが少し異なります。
ぜひミステリー小説の登場人物になったような気持ちでお越しください。
公式サイト
以下、私がイベントに参加した際の記録や感想です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報(雰囲気や開催時の様子など)なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
評価
謎 | |
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探索 | |
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
記録と感想
記録
結果
脱出失敗・・・
参加形態
一人での参加
チーム
3名+2名+1名+1人 名+私の計8名
感想
この公演は、タイトル通り参加者が"十人の容疑者"としてパーティーに出席し、謎を解いて脱出を試みるゲームです。
前述したストーリーにおいても、"リアル脱出ゲームではない、新感覚ミステリー体験"と謳われていますが、このフレーズが公演の魅力を端的に表していると言えるでしょう。
まず、参加者にはパーティーの招待状が手渡され、その後、各々がゲーム内でのアイデンティティが与えられたプレイヤーとして謎に立ち向かうことになるのですが、その謎が実に見事でした。
まさに、"新感覚ミステリー体験"の謳い文句に違わぬ、謎とミステリーを見事に掛け合わせた絶妙な謎。他のリアル脱出ゲームとは違った能力や思考が求められる謎とも言えるかもしれません。
故に、好き嫌いがはっきり分かれると思うのですが、個人的には、とても感慨深い公演でした。
失敗した悔しさは勿論あったのですが、参加から数日が経過した今、悔しさとは別の感情が沸々と湧き上がり、思い出してはジワジワとくるスルメ公演となっています。
とにかく、この謎を60分の公演にパッケージングしたSCRAPに賞賛を送りたいです。
なお、この公演は、参加者全員がストーリーに入り込み、その上で、情報の整理・共有を行うことが重要となります。
もう、これに尽きるかと思います。