東京都武蔵野市 吉祥寺 で開催されている、
「謎解きカフェめぐり クマが珈琲を飲む理由」に、ソロで参加してきました。
是非、多くの方に参加していただきたい謎解きです。
イベント情報
※記事公開日現在の情報です。
概要
開催期間
2018年7月17日(火)〜
※ごく稀に貸切営業などにより開催できない日がございます。前日に必ずサイトをご確認ください。
開催場所
東京都武蔵野市 吉祥寺
プレイ可能時間
11:00~17:30
※一部店舗内で解く謎があり、ラストオーダーは16時半となっております。
また、途中報告は17時30分締め切りとなっておりますのでお早目のご参加をお願いします。
※貸切営業の関係で、ラストオーダーが早まる場合がございます。必ず開始前に公式サイトの「このプログラムに関するお知らせ」をご確認ください。
※混雑により想定より時間がかかる場合がございます。時間には余裕を持ってご参加ください。
チーム人数
1人〜
制限時間
なし
所要時間目安
4時間
費用
2,100円(ドリンク1杯券600円相当を含む)
販売場所
ラ・クール・カフェ (La cour cafe)
営業時間/11:00~22:30
定休日/無休
CAFE&WEDDING 22
営業時間/11:30~22:00
定休日/なし
※貸切営業で利用できない場合がございます。必ず事前に公式サイトをご確認ください。
ストーリー
あるところに、珈琲を飲む不思議なクマがいました。
クマの名前はムサシ。森の奥深くでずっと一匹で住んでいました。
ムサシはどうして珈琲が好きなのか、自分でもわかっていませんでした。
森にはたくさんの他の動物たちもいましたが、珈琲を飲むのは、ムサシと、心優しい森の魔女だけでした。
ムサシは珈琲を飲むと、なぜかちょっと切なくなって、何か大切なことを忘れている気持ちになるのでした。
ある日のことでした。 家のおそうじをしていたムサシは、ずっと使っていなかった机の引き出しの奥から、不思議な紙袋と手紙を見つけました。
--親愛なる我が友ムサシへ
珈琲が好きなきみを、私の住む街「吉祥寺」で待っている。
同封したナゾを解いて、私のもとまできてごらん。
きみが最後までたどりついたなら、そのとき、きみとのあの約束を果たそう。
手紙には短いメッセージが書かれていましたが、差出人の名前も住所も書かれていません。
だけど、手紙には他にも不思議な絵や記号のようなものが描かれていました。
もしかしたら、このイラストや記号が「ナゾ」というもので、この手紙の差出人がいる場所を表しているのかもしれない。 そう思ったムサシは、手紙の差出人が住む吉祥寺に行くことにしました。
「人間の街はあぶないから、行ってはいけないよ。」
そうムサシ達、森の動物たちに言い聞かせている森の魔女も、今日はちょうど魔女の集会に出かけて留守にしています。
ムサシはそっと森を抜け出し、吉祥寺へと向かいます。
手紙の差出人にも、約束にも、ムサシはこころあたりがありません。
だけど、ムサシは今行かなければならないと、なぜだかわからないけどそう強く思ったのでした。
公式サイト
以下、私がイベントに参加した際の記録や感想です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報(雰囲気や開催時の様子など)なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
評価
謎 | |
---|---|
探索 | |
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
記録と感想
記録
結果
成功!
参加形態
1人での参加
所要時間
約85分(現地で75分+帰宅後に10分)
※参加できる時間が限られた中で、効率を追い求めた進め方をしました。
下でも触れていますが、このイベントを楽しむためには、ゆっくりと回ることをオススメします。
感想
昔のアルバイト先もある吉祥寺は、私にとって慣れ親しんだ地です。
利便性と遊び心、トレンドとノスタルジーが混在し、周遊型謎解きとの相性は良い街だと、個人的に思っています。
昨年参加した「恐謎」(同じくtakarush BLACK LABEL が開催)も、とても楽しいイベントでした。
そんなわけで、この「謎解きカフェめぐり クマが珈琲を飲む理由」は、発表当初から楽しみにしていた謎解きです。
今回、私が参加したのは8月初旬の平日。
その日は13時過ぎに所用がありました。
吉祥寺までは片道30分程度。
キットの販売開始時刻が11時のため、プレイ時間は実質90分程度です…。
「さすがに厳しいかな?
いや、吉祥寺だから地の利はある。
ワンチャンあるかも!」
と思い立ち、電車で吉祥寺へ。
11時少し前にキット販売場所であるラ・クール・カフェに到着。オープンと同時にキットを購入し、早速店舗前で目を通します。
「ふむふむ…なるほど!
最終パートは現地でなくても解けるのか!
よし、これならイケるかも!」
探索範囲はわりと広め。吉祥寺に慣れていない方ですと余計にそう感じるかもしれません。
道中の「このカフェ、寄ってみたい…」という誘惑を振り切りスタートから約75分、現地での最終報告を終え、帰路につくことになりました。
その夜、自宅で最後まで解き終えましたが、相変わらずキットも良くできていましたし、解きやすさの中に楽しさと可愛らしさが混在し多くの方が最後まで楽しみながら解ける素敵な謎だと思います。
そしてなにより、今回はストーリー、そしてその見せ方が素晴らしかったです。
解き終えた直後は、「なんなら絵本にしてもいい出来なのでは?」と思ったくらいですが、すぐに思い直しました。
やっぱり、謎解きである必要があります。
謎解きだからこそできた見せ方だとも言えます。
これに関しては、私が下手な文章を並び立てるよりも、実際に皆さんにも目にしていただいた方が早いと思います。
正直に申し上げて、私自身、性急に進めてしまったことをかなり後悔していますので、これからご参加の皆様におかれましては、お時間に余裕を持ってゆっくりと、自分の足で街を歩き、謎を解いて、疲れたらカフェに立ち寄りながら、ムサシの追体験をしてみてください。
某チェックポイントについて
日や時間帯によって、チェックポイントでの待ち時間が生じることがあり、それに対して不満の声も挙がっているようです。
私の場合は平日のお昼前ということでスムーズに通過できましたが、確かに、この酷暑の中で待たされるのは厳しいです。
一方で、あのチェックポイントを組み入れた制作サイドの思いも理解できますし、それを実現させたことも評価したく、そういう意味では致し方ないのかなとも思います。
体験を優先させるとどこかで不便さが生じてしまう…ジレンマですね。
とにかく、夏場に参加される場合は熱中症対策をお忘れなく。
また、暑さが和らぐ秋以降に参加するのも良い手だと思います。