東京ミステリーサーカス4F ヒミツキチラボ小ホールで開催中の「作家Qと解答者Aの不思議な関係」に、ソロで参加してきました。
原宿ヒミツキチオブスクラップで行われた公演は都合がつかずに参加できませんでしたので、すゞひ企画初参加です。
イベント情報
※記事公開日現在の情報です。
概要
開催期間
2018年
8月21日(火)
8月22日(水)
8月23日(木)
8月27日(月)
8月28日(火)
8月29日(水)
8月30日(木)
開催場所
東京ミステリーサーカス 4F ヒミツキチラボ小ホール
チーム人数
5人
所要時間目安
180分
費用
券種 | 前売券 | 当日券 |
---|---|---|
一般 | 5,500円 | 6,000円 |
学生 | 5,000円 | 5,500円 |
※現地で別途、1ドリンク代(600円)が必要
ストーリー
孤高のクイズ作家・玉藻善一郎。
彼の主催するクイズイベントが、
新宿歌舞伎町に新たに完成した世界一謎があるテーマパーク「東京ミステリーサーカス」で開催される。
解答者として招かれたのは、
何を考えているのかわからないゲームディレクター、
嫌味なことばかり言う絵本作家、
いつも不機嫌そうな女優など、
クセの強い人物ばかり。
どうやら、このイベントはどこかおかしい――
そんなことを考え始めたころ、
突如として、会場中に悲鳴が響き渡る。
密室にいきなり出現した遺体。
目の前で起こった凄惨な殺人事件。
犯人は?トリックは?
あなたは、真相に辿り着くことができるのか。
いま、その奇妙で不思議な関係を目撃する。
公式サイト
以下、私がイベントに参加した際の記録や感想です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報(雰囲気や開催時の様子など)なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
評価
ミステリー | |
---|---|
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
記録と感想
記録
結果
銭形のとっつぁん級
参加形態
ソロでの参加
チーム
1名参加×4 の計4名
感想
衝撃的かつ印象的な公演でした。
込み上げてくる感情のうねりのなか、半ば茫然としながら新宿を後にしたことを記憶しています。
思えば今年の2月、場所は同じ東京ミステリーサーカス。
「沈みゆく豪華客船からの脱出」で初めてホール型公演に参加した時、「これほど感銘深い初体験はそうあるものではない」と思ったものですが、半年も経たないうちにまた味わえるとは…。
1日経った今もまだ、その余韻が肌にまとわりついているようです。
これほどまでに感じる要因は、やはりその圧倒的な没入感にあると思います。
まず第一に、シナリオ、演出。
その構成と押し引きの妙によって、私たちはときに参加者として、ときに傍観者として、物語の中に引き込まれていきます。
続いて、調査、推理パート。
物語の裏側に隠された真実を自分たちの手で解き明かしていくこの過程こそ、謎解きとは違う、体験型ミステリーイベントならではの醍醐味でしょう。
そして何より、演劇。
演じることを生業としている方達の本気。間近で繰り広げられる演技の数々に、そのライブならではの緊張感と迫力に、思わず観入ってしまいます。
参加前、通常の謎解き公演に比べて費用が高いことに少し躊躇していたのですが、これだけの体験の対価としては妥当、いやむしろ割安なのかもしれません。
180分という時間があっという間に感じるほどの、本当に濃密な体験でした。
リピーター参加する方の気持ちもわかるくらい中毒性のある公演とさえ感じています。
すゞひ企画、素晴らしいですね。
とにかく、多くの方に参加してみてほしいです。
もちろん、自分でもまた参加したいです。
というわけで、勝手ながら次回作、楽しみに待たせていただきます。