東京ミステリーサーカスでリバイバルされている「君は明日と消えていった」に、ソロで参加してきました。
再演を待ち望んでいた公演です。
イベント情報
※記事公開日現在の情報です。
概要
開催期間
2018年10月4日(木)〜2019年1月27日(日)の再公演に参加
開催場所
東京ミステリーサーカス 4F ヒミツキチラボ
チーム人数
4人
制限時間
60分
所要時間目安
100〜110分
費用
券種 | 前売券 | 当日券 |
---|---|---|
学生 | 2,500円 | 2,800円 |
一般 | 3,000円 | 3,300円 |
グループチケット <前売りのみ> |
11,600円 | - |
ストーリー
あなたは映画部に所属する、高校2年生の男の子。
ある日ある日、あなたの元に謎の小包と、一通の手紙が届く。
差出人は、亡くなったはずの幼馴染の女の子。
そこには懐かしい字で、こんなことが書かれていた。
「お願い、私の最後の願いを叶えて−」
彼女の最後の願いとは、一体何だったのか。
なぜあなたに、こんな手紙を送ってきたのか?
17歳の少年になったあなたと幼馴染の少女・みずき、そして映画部の仲間達がぶつかり合う青く切ない物語。
謎を解いたその先には、意外な真実が隠されている。
果たしてあなたは、彼女の真実にたどり着くことができるだろうか?
公式サイト
以下、私がイベントに参加した際の記録や感想です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報(雰囲気や開催時の様子など)なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
評価
謎 | |
---|---|
探索 | |
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
記録と感想
記録
結果
成功!
参加形態
1人で参加
チーム
4/4人
公演について
この公演は、高校2年生の少女みずきの最後の願いを叶えるための物語です。
そして、その物語の主人公は紛れもなく、私たち参加者です。
これまで参加したどの公演よりも、それを強く感じる公演でした。
同時に、この公演においては、ストーリー、登場人物、謎、そして主人公である私たちも、等しく物語の一部なのです。
ストーリーが秀逸な公演、謎とストーリーの親和性が高い公演は過去にもありましたが、それらとも一線を画する、「君は明日と消えていった」というジャンルの"体験"とも言えるかもしれません。
初演時に熱狂的なファンを獲得し、全国ツアーが行われたのも納得できる完成度の高い公演だと思います。
しかし、それ程完成された公演がゆえに、物語に入り込めずに楽しむことができない方も一定数いるのではないかとも感じました。
好意的に捉える方のほうが圧倒的に多いだろうことから、好みが大きく分かれるという表現はおそらく適切ではありませんが、苦手な人は苦手なんだろうなあ、と。
かくいう私も、100%没入できたかというと実はそうでなく、ストーリーに既視感を覚えたり、謎解きならではのご都合設定にツッコミを入れたりしながら参加していましたが、それでも…なんでしょう、うん、確かに心が揺さぶられました。
いい歳したおっさんですが、自分でも気付かないうちに感情移入していて、グチャッとなったんですよね、心の中が。
主人公か、みずきか、それとも表には描かれなかったみずきの父親か- 対象はハッキリしないのですが、それだけ物語に引き込まれていたのは確かだと思います。
謎について
上でも触れた通り、謎すらもはや物語の一部です。
その意味では、この公演でしか体験できない謎と言えるでしょう。
特に大謎は個人的にかなり好きな謎でした。
難易度については、最近のホール型公演に比べれば易しめだと思います。
最後に
実を言うと、参加してから数日経過した今もまだ、公演の余韻が残っています。
それどころか、時間が経つことで、私の中での満足度は上がってさえいます。
まずもって、名作であることは間違いないと思います。
人によっては、謎解きに(さらに)ハマるきっかけになるような公演となるかもしれません。
少しでも参加を迷われている方は、是非参加してみてください!
次はいつ、どこで再演されるかわかりませんので、この機会を逃す手はないと思います。