下北沢なぞときcafeスイッチで開催中の「錬金都市アルケミア 約束の少女と飛行機械」に、ソロで参加しました。
非常に丁寧に作られた良い作品でした。
イベント情報
※記事公開日現在の情報です。
概要
制作団体
タンブルウィード
開催期間
2018年10月26日(金)〜11月25日(日)
開催場所
下北沢なぞときcafeスイッチ
チーム人数
4人
制限時間
70分(?)
※私が参加した回では、チェックポイントの混雑を考慮して長めの制限時間が設けられていました
所要時間目安
90〜100分
費用
前売券 | 当日券 |
---|---|
3,300円 | 3,700円 |
※現地で別途、1ドリンク代(500円)が必要。
※学生の方は現地で学生証提示で、1ドリンク代無料。大学生・高校生・中学生・小学生・専門学生のみ可。
※小学生の方は1ドリンク代無料に加え、現地で500円をキャッシュバック。
ストーリー
錬金都市アルケミア。
技術が発達し、中心には魔法使いの住む城がそびえ立つ都市。
少年が一人街を歩いていると、少女の声が聞こえた。
震えるようにか細い、しかし決意のこもったような聞き覚えのある声―――
ふと少年の脳裏に懐かしい記憶がよみがえる。
胸騒ぎがした少年は、少女に会いに行く決意をして走り出した。
「何が起こっても必ず君を守る」という約束を胸に。
公式サイト
以下、私がイベントに参加した際の記録や感想です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報(雰囲気や開催時の様子など)なしで参加したいという方はお気をつけください。
評価
評価
謎 | |
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探索 | |
ストーリー | |
演出・キット | |
満足度 | |
※個人の主観的な評価ですので、ご参考程度にお考えください。
記録と感想
記録
結果
成功!
参加形態
1人で参加
チーム
4/4名
感想
この公演は夏頃から告知が開始され、そのメインビジュアルや声優オーディションが開催されることなどから、ストーリーに重きが置かれた公演になるだろうと予想されていました。
え?オリジナル脚本のストーリーものをタンブルウィードが制作?
・・・どんな感じだろう?ワクワク!
というわけで、期待値は高めで参加した感想です。
結論から申し上げますと、かなり完成度の高い公演でした。
まず、オリジナル脚本でここまでストーリー性のある公演を作り上げたということ自体が素晴らしいと思います。
そのストーリーを軸に、またそれを最大限活かすために、熟考を重ねたであろう謎や演出も見事でした。
今回、捨て曲ならぬ"捨て謎"はひとつもなかったのではないでしょうか。
全体的に難易度は抑えめながら、ストーリーとの親和性が高く、"謎を解く必然性"を強く感じられる謎でした。
また、ストーリーと謎を活かすために、あの演出に辿り着いたのは流石タンブルウィードといったところでしょう。
「タンブラッシュ!調査団」でもそうでしたが、それを本公演でトラブルがないレベルまで仕上げてきた技術力にも舌を巻かざるを得ませんね。
そして、今回何より感銘を受けたのが、そうした謎や演出の一つひとつが物語を紡ぐためのパーツとして成り立っており、「ひとつの物語をじっくり楽しんでもらいたい」という制作者さんの思いを感じられたことです。
改めて思い返しても、本当に丁寧に作り込まれた素敵な作品だったと思います。
最後に
謎解きを始めたばかりの方やあまり行く機会のない方は、大手であるSCPAPの謎解きに参加されることが多いのではないかと思います。
私もそうでしたが、他の団体さんの公演に参加するのって見えない壁があると言いますか、少し勇気がいりますよね。
でも、この謎解きは、そんな皆さんにもオススメしたい謎解きです。
きっと謎解きの新しい楽しさに出会えると思います。
(※SCPAPを否定するわけではもちろんありませんよ。私も参加数は圧倒的にSCPAPが多いですしね。)
謎解きクリアファイルの感想
謎解きクリアファイルの感想もUPしました。
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