少年探偵SCRAP団の団員限定謎解リアル脱出ゲームである、リアル脱出ゲーム×レイトンミステリー探偵社『カトリーエイルと月夜の怪物』にソロで参加しました。
イベント情報
※以下の情報は、ブログ公開日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がございます。
概要
公演名
リアル脱出ゲーム×レイトンミステリー探偵社
『カトリーエイルと月夜の怪物』
制作団体
SCRAP
公演タイプ
ホール型???
開催期間
2019年3月7日(木)〜
開催場所
原宿ヒミツキチオブスクラップ
ナゾ・コンプレックス名古屋
大阪ヒミツキチオブスクラップ
札幌、福岡、横浜
チーム人数
1〜3人
制限時間
60分
所要時間目安
110分程度
参加条件
ゲーム参加日時点で、チームの中に1人以上「少年探偵SCRAP団」の会員がいること
※入場時に団員マイページの提示が必要です
費用
券種 | 前売券 | 当日券 |
---|---|---|
チームチケット | 10,000円 | 11,000円 |
ナゾトキトランク1つ付き チームチケット |
13,000円 | - |
ナゾトキトランク2つ付き チームチケット |
16,000円 | - |
ナゾトキトランク3つ付き チームチケット |
19,000円 | - |
チームチケットとは
チームチケットは1~3名様のお好きな人数で、1チームを貸し切ってゲームに参加できるチケットです。
※チームのメンバー全員が少年探偵SCRAP団員である必要はございません。詳細はコチラをご覧ください。 未就学児は1~3名の人数には含みませんが、保護者1名につき1名までの入場となります。
受付へはチーム全員でお越しください。また、チケットをお持ちの方がその場に居ない場合はご入場をお断りいたします。
※受付でお連れ様分のチケットをお預かりすることはできません。
小学生以下のお客様のみで公演参加はできません。必ず高校生以上の保護者同伴でご参加ください。
ナゾトキトランク付きチームチケットとは
「ナゾトキトランク」とはナゾと物語がたくさん詰まったトランク風のボックス。 持ち帰って遊ぶことができるナゾトキセットです。
本公演の参加後に遊ぶと全ての物語がつながり、 より一層、レイトンの世界観を体験することができます。
ストーリー
「ロンドンにオオカミ男あらわる!」
月夜に現れては民家を襲う、正体不明のオオカミ男。
そのニュースにロンドンの街は大混乱に陥っていた。
そんな中、あなたはレイトン教授の娘カトリ―エイル・レイトンが営むレイトン探偵社に新人探偵として採用され、ロンドンへやってきた。
さっそく、記念すべき最初の依頼人があなたとカトリ―の元へ訪れる。
しかし、依頼人から出た一言は衝撃的なものだった。
「オオカミ男を…助けて!」
オオカミ男を助ける理由とは。
そしてオオカミ男の正体とは一体…!?
今回のリアル脱出ゲームは、
SCRAPファンクラブ「少年探偵SCRAP団」限定公演。
リアル脱出ゲーム史上最多のナゾを
あなたは解き明かすことができるだろうか?
公式サイト
以下、謎解きの感想等です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで参加したいという方はお気をつけください。
個人的評価
※以下の評価は、あくまで私個人の主観的なものです。ご参考程度にお考えください。
難易度
謎 | |
---|---|
探索 | |
満足度
ストーリー | |
---|---|
演出 | |
総合 | |
参加記録
参加形態
1人
チーム人数
1人
結果
成功
感想
参加にあたって
昨年12月のことだったでしょうか。
SCRAPのファンクラブである「少年探偵SCRAP団」、その団員限定リアル脱出ゲームの開催が突如発表されました。
その時点で判明していたのは、"団員限定のイベントであること"、"有名タイトルとの豪華コラボであること"、"券種はチームチケットのみで1〜3名の好きな人数で参加できること"、"全国6都市でツアー開催されること"など、断片的な情報のみ。
その状態でチケットを発売するSCRAPも鬼でしたが、謎解き界隈のチケット争いは熾烈です。私だけ手をこまねいているわけにもいきません。
「チームを組む当てもないし、1人で10,000円〜は高いなぁ」と思いつつも、「コラボ内容によっては息子と一緒に参加できるかもしれない」という思惑のもと、ナゾトキトランクが1つ付いた土日のチケットを予約しました。
2月になると公演の詳細が発表され、『レイトンミステリー探偵社』とのコラボであることが判明!
「よしっ!これなら息子と参加できる!」
と意気揚々だったのですが……、諸事情により直前になってソロ参加が決定。
単身ヒミツキチオブスクラップ原宿に乗り込むことになりました。
参加前に考えていたこと
公演形式やゲームシステムなどの詳細が発表されたことで、以下のポイントが明らかになっていました。
まず、"他のリアル脱出ゲームと同じく、本編の成功/失敗があること"。そして、"本編とは関係ない謎もたくさん用意されていて、謎を解いたポイント(ピカラット)を競う要素があること"です。
なるほど、チーム人数を1〜3名にしたのはそういうことか。これなら、本編をソロお断りの難易度にすることなく、2〜3名で参加しても楽しめる公演になりそうです。
たくさんの小謎……めっちゃ気になる、たくさん解きたい。
しかし、これまで幾度となく自分の身の丈を痛感してきた私にとって、二兎を追うのが悪手であることは自明の事実でした。そもそも本編の難易度だってソロには厳しいものかもしれません。
そこで今回は、雑念を振り払い、"本編の成功を最優先"とし"場合によってはヒントも活用すること"を決めました。
一番避けたいのは、"大謎に辿り着けずに終わること
"ですからね。なんとか大謎に辿り着いて、それが得意な謎であることに賭けるしかないな、と。
そんなことを考えながら原宿へ向かいました。
公演について
会場に入りホール内を見渡すと、そこには見渡す限りのレイトンワールドが広がっていました。
まさに"謎に溢れた遊園地"。入場しただけであんなに昂ったのは初めてかもしれません。
これから参加される方は大いに期待していいと思います。
参加者の傾向としては、もしかして……ソロは自分だけ? と思うくらい、見渡す限りほとんどの方がグループ参加でした。
まぁそりゃそうですよね…。
結論から言うと、いろんな意味でやっぱりグループ推奨の内容でしたしね。
それからこの公演、ホール型とは名ばかりで、会場にはテーブルも椅子もありません。
実際は、参加者が暗い会場内を所狭しと動き回る「スタジアム型」でした。
本編の謎解きについて
難易度としては全体的に高めだと思います。
とにかく会場の混雑と物量の多さに序盤から大苦戦で、残り時間がアナウンスされる度にヒィヒィ言ってましたし、途中でコソッとヒントも使いましたよ…。
成功できたのは、大謎が個人的に好きなタイプの謎だったこと、ホントこれに尽きます。
残り時間から考えても苦手なタイプの謎なら詰みな状況でしたので、謎解きの相性って大きいよなぁ、と改めて実感しました。
しかしまぁ、あんなに緊張して焦りまくったのは、初めて時間制限ありの公演に参加した『豪華客船からの脱出』以来だったような気がします。
本編以外の謎解き要素について
これは只々圧巻でしたね。「SCRAP史上最多の謎」という触れ込みに嘘はありません。
残念ながら私は本編を追うのに精一杯で、謎の多くを解くことなく終わってしまいました。
もっと解きたかったのは山々ですが、正直なところ余力など残っていませんでしたので、解き残した謎はパンフレットでじっくり解こうと思います。
公演を終えて
まず、純粋に楽しい公演でした。
作品としては"年間ベスト級"だと思います。
作り込まれたセットには会場入りした瞬間から胸踊りましたし、荒浪さんが作る謎も良かったです。特に大謎はかなり好みでした。
ストーリーも謎に負けず劣らず。王道ながら平凡ではなく、かと言って奇をてらいすぎているわけでもなく、只々純粋に心揺さぶられました。
システムについても、この形式で行う上では上手い落とし所だったと思います。
しかし、その一方で、もう少し運営どうにかならなかったもんかな、という思いもあります。
土日の完売回ということもあって、70〜80人の参加者が右往左往する会場内は"狭い・暗い・人が多い"の"カオス状態"でした。
大きく疑問を感じるのは、「チケット発売時点で公演形式などの詳細がどのくらい固まっていたのか?」ということ。
これ、完売回になると明らかにキャパオーバーです。
箱としては、おそらく東京ミステリーサーカスの大ホールが丁度良いくらいで、ヒミツキチオブスクラップ原宿では狭すぎます。
あれじゃあ快適に謎解きする以前の問題で、参加者の安全を担保できるかすらあやしい状況だったのではないでしょうか。
実際に私も何度かぶつかりぶつかられましたし、後半になると(自分も含めてですが)座って謎を解く参加者が増えるため移動も一苦労でした。結果的に息子を連れていかなくて正解でしたね。
これから参加される方には、身軽で動きやすい格好での来場と手荷物のクローク利用を強く推奨します。
これ、一番大事までありますよ。
『ナゾトキトランク』『難解ナゾトキクリアファイル』の感想
限定特典の『ナゾトキトランク』と公演グッズの『難解ナゾトキクリアファイル』を遊んだ感想も書きました。是非併せてご覧ください。
www.nazomegane.com
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