先日感想を上げたブラックレーベルさんの『三軒茶屋謎解き本 小人の隠れ茶屋』。これ、ホントに楽しかったんですよ。
一番の要因は当然、作品のクオリティだったわけですが、その他に内的要因として、"後ろに予定がなかったお陰で心理的に余裕を持てていたこと"も大きかったんじゃないか、と。
思い返すと、最近は「周遊型=ハシゴの合間にねじ込むもの」になっていたような気がします。
もちろんそれは、できるだけ効率的に、たくさんの謎解きに参加するための、自然な選択と言えます。
でもその結果、数をこなすことにプライオリティを置き過ぎていなかっただろうか。謎解きを楽しむ心をおざなりにしてはいなかっただろうか。
と、自らを省みています。