マーダーミステリーの国産シナリオ『ヤノハのフタリ』に参加してまいりました。
イベント情報
※以下の情報は、ブログ更新日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がございます。
概要
イベント名
ヤノハのフタリ
タイプ
マーダーミステリー
(ロールプレイング型推理ゲーム)
開催場所
ミステリースペース Rabbithole(ラビットホール)ほか
ゲーム人数
7名固定
※配役は男性4名:女性3名推奨
所要時間目安
約2時間40分(説明、エンディング含む)
クレジット
作:しゃみずい
デザイン:桐部ゆき
監修:久保よしや
費用
3,800円(税込)
※ 「Rabbithole」さんでプレイ時の費用です
作品イントロダクション
差出人不明のメールに呼び出され、廃墟と化した矢野葉《ヤノハ》綜合病院に集まる者たち。・・・ある者は過去を知ろうと。また、ある者は過去を振り払い、精算しようと。訪れた廃病院、非常灯が微かに灯る。そして響く叫び声!そこには元院長が死んでいた・・・。きっとここにいる誰かが、殺人を犯したのだ!惨劇の結末を、最後まで見届けろ。マーダーミステリー「ヤノハのフタリ」
【以下のサイトより引用】
「マーダーミステリー」ついて
中国で大ブームになっている「Murder Mystery Game(マーダーミステリーゲーム)」というジャンルのゲームです。殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)事を目的として会話をしながらゲームを進めます。
それぞれの役柄のバックボーンや事件当日の行動などがシナリオとして用意されており、まさに自分自身が推理小説の世界に入ったような体験ができます。各シナリオは一度体験するとすべての謎が解けてしまうので一生に一度しかプレイできないことも特徴です。
【以下のサイトより引用】
「Rabbithole」さんの作品ページ
「ミタミタ」さん(制作者)の作品ページ
以下、公演の感想等です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで参加したいという方はお気をつけください。
参加記録
参加形態
1人
ゲーム人数
7/7人
シナリオの感想
『ヤノハのフタリ』は、Twitter上で感想を見かける頻度が高く、その殆どがシナリオを称賛するものですが、なるほど、それも大いに納得です。
まず、純粋にシナリオが秀逸でした。
読み物として幅広い層の方にウケそうな内容でありながらフックとなる部分も存在し、マーダーミステリーのシナリオとしても感情の揺れ幅が大きく、さらには終演後に深い余韻を残す没入感の強いシナリオだったなぁ、と。
加えて、ゲームデザインの上手さも感じました。
なんと言いいますか、丁寧かつ要素も適量で、設定に入り込んでのロールプレイングがしやすいため、マーダーミステリーが初めての方でも遊びやすいのではないでしょうか。
私自身に多少の慣れも生じていたとは思いますが、ゲーム面、体験面のどちらにおいても、ロールプレイングのしやすさって大事だなぁ、と強く思った次第です。
総じて、所要時間が約2時間40分と、マーダーミステリーでは中程度のボリュームでありながら、3時間30分を超えるシナリオと遜色ない、かなり濃度の高い体験を得られました。
ゲーム人数も7名と少なく、出張サービスも含め取扱い店舗も多いシナリオですので、「取り敢えずマーダーミステリーをやってみたい」という方にオススメしやすいのもいいですね!