あけましておてでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
…と申し上げるには時期を逸した今日この頃(汗)、年が明けてから早10日過ぎ、仕事始めや始業式を迎えた方も多くいらっしゃることと存じますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、久方ぶりの、そして、本年最初の記事です。
まずはじめに昨年を振り返っておこう!ということで、2019年に参加した謎解きのうち、私個人の主観に基づく「お気に入り」を、これから何日かにわたってタイプ別にご紹介してまいりたいと思います。
本日は「ホール型公演」です!
ホール型お気に入り10選
No.10『SILENT NIGHT again』
制作 | よだかのレコード |
会場 | よだかのドラマチックルーム |
参加月 | 12月 |
所感
ただのリピーター公演にあらず。『SILENT NIGHT』を大きく超える名作でしたがこれ以上は何も言えない…!
No.9『ハンター試験からの脱出』
制作 | SCRAP |
会場 | 東京ミステリーサーカス |
参加月 | 3月 |
所感
まさしく「リアルハンター試験」!巷では大きく賛否の分かれている公演ですが、いち原作ファン、そして、いち謎解き好きとして、「好き」と「得意」が合致した快作でした。
No.8『神の審判』
制作 | ハードナッツ |
会場 | 入谷ホール |
参加月 | 8月 |
所感
良質な謎と巧みなシステムで、謎解きって楽しいなぁ!とハイになれる公演。ハードナッツさんを推す理由としては、これひとつで充分です。
No.7『『エグミ公国からの脱出』…からの脱出!?』
制作 | ENIG-ROID |
会場 | YMCAアジア青少年センター 会議室 |
参加月 | 8月 |
所感
謎とユーモアのセンスが絶妙。時に頭を、時に腹を抱えながら、文字通り最初から最後まで、余すことなく楽しませてもらいました。
No.6『「サンタ姫を助け出せ!」を助け出せ!?』
制作 | NAZO×NAZO劇団 |
会場 | COFFICE門前仲町 |
参加月 | 12月 |
所感
演出面でのNO.1公演。謎、キャストさん、プロット、どれを取っても素晴らしく、2日間限定だったのが実に勿体無いです。
No.5『青い月夜の人魚姫』
制作 | タンブルウィード× party bunny |
会場 | 謎解きcafeスイッチ |
参加月 | 1月 |
所感
制作者さんの想いに溢れた名作。ハズレなしと言われる、タンブルウィード×party bunny さんの童話シリーズの中でも、驚きや楽しさにおいてはベストだと思っています。
No.4『ゾンビラボからの脱出』
制作 | タンブルウィード |
会場 | 謎解きcafeスイッチ |
参加月 | 7月 |
所感
「謎解き」として『Revolver』と双璧を成す公演。成功率は高くないものの意地の悪さを感じる内容ではなく、制作者さんとのガチンコ勝負の中に謎解きの醍醐味がぎっしり詰め込まれた傑作でした。
No.3『漢字で学ぶお薬の作り方』
制作 | ニチョ謎 |
会場 | Cruising Bar DOCK |
参加月 | 3月 |
所感
濃厚なニチョ謎さんワールドにありながら、持ち帰り謎とはまた違った顔を見せてくれた謎解き公演。後にも先にも似たものはない、異次元かつ衝撃的な謎解き体験でした。
No.2『紺青の美術館からの脱出【通常編】&【もう一つの真実編】』
制作 | SCRAP |
会場 | 原宿ヒミツキチオブスクラップ |
参加月 | 6月・10月 |
所感
【通常編】と【もう一つの真実編】を併記するのは少しズルイ気もしますが、「同じ会場内で2公演を同時進行させる」という離れ業をやってのけており、エンターテイメント性の高さやシステムの斬新さなど、「コナン脱出」に期待するものが具現化された公演でした。
No.1『Revolver』
制作 | AnotherVision-unlimited- |
会場 | ビジョンセンター浜松町 |
参加月 | 11月 |
所感
この選択を迷うことなどあり得ませんでした。AnotherVision-unlimited-名義の高難易度公演ではありますが、謎解きを愛するすべての方に体験していただきたい、比類なき傑作です。
最後に
率直に申し上げて、昨年遊んだホール型のうち、上位を除いた約20公演は満足度が拮抗しており、その中から10作に絞り込むのはかなり至難の技でした…。
というわけで、今回選出したもの以外で印象的だった公演を挙げさせてもらいます。(参加順)
- 『偽造王』よだかのレコード
- 『幻想郷イルジオンからの脱出』メロディラビリンス
- 『VoteShow -The Riddle Stage-』JOKER PROJECT&座・シトラス
- 『宇宙船ノアからの生還』タンブルウィード
- 『空飛ぶ島マゴニア』タンブルウィード
- 『CONCERT』ゆうげん
- 『カトリーエイルと月夜の怪物』SCRAP
- 『忘却の図書館』ナゾトキノコ
- 『Re:mind』K-dush2
- 『ミュウツーの城からの脱出』SCRAP
- 『東京ミステリーパレスからの脱出』SCRAP
- 『バブルからの脱出』よだかのレコード
- 『LOST A CONDITION』タンブルウィード
- 『突撃野郎Aチーム』探SUNプロジェクト
う〜む、改めて書き出してみても「みんな違ってみんないい」ですよね。