去る2月某日、東京ミステリーサーカスにて、SCRAPさんのリアル脱出ゲームと『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』がコラボした『ジョジョの奇妙な美術館からの脱出』に参加してまいりました。
イベント情報
※以下の情報は、ブログ更新日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がございます。
概要
公演名
リアル脱出ゲーム × ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
『ジョジョの奇妙な美術館からの脱出』
制作
SCRAP
タイプ
ホール型
開催期間
2020年1月25日(土)〜
開催場所
全国各地
チーム人数
6人
制限時間
60分
所要時間目安
120分程
費用
東京ミステリーサーカス
券種 | 前売券 | 当日券 | 特典付き |
---|---|---|---|
一般 | 3,400円 | 3,900円 | 6,200円 |
学生 | 3,100円 | 3,600円 | 5,900円 |
グループ | 19,800円 | 22,800円 | 36,600円 |
その他会場
券種 | 前売券 | 当日券 | 特典付き |
---|---|---|---|
一般 | 3,200円 | 3,700円 | 6,000円 |
学生 | 2,900円 | 3,400円 | 5,700円 |
グループ | 18,600円 | 21,600円 | 21,400円〜 |
特典付きチケットとは
ココ・ジャンボ型謎付きボックス
「ジョジョの奇妙な美術館からの脱出」への参加券と一緒に、本イベント限定の【ココ・ジャンボ型謎付きボックス】が付属したチケットです。
ストーリー
ジョルノ、ブチャラティ、トリッシュ、ミスタ、ナランチャ、アバッキオの6人が目を覚ますと、 そこは見知らぬ美術館の一室だった。
目の前には奇妙な6つのショーケースが並んでいる。
「こ……このショーケースに閉じ込められているのはッ! 俺たちのスタンドだッ!」
「ブチャラティ……! ダメです。スタンドを動かすことができない……!」
「美しいよなぁ~……スタンドってよォ~……。この造形美......うっとりするぜ~......」
突然、どこからともなく男の声が聞こえてくる。
「このまま60分経てばスタンドは本物の彫像となり、お前たちは死ぬ」
身構えるジョルノたちに声は続けた。
「おっと。抵抗しようったって無駄だぜ……。お前たちがショーケースからすべてのスタンドを解放した時ッ! 『真の絶望』が精神を打ち砕くだろうッ!! うわはははははァァーッ!!」
6人をあざ笑う声は遠ざかっていった。
「姿を見たか、ジョルノ」
「いえ。しかし......敵の謎をすべて解き明かさなければ、僕たちは全員ここで死ぬ......」
果たしてジョルノたちは予言された『真の絶望』を乗り越え、謎に包まれた美術館から脱出することができるのか!?
公式サイト
以下、謎解きの感想等です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで参加したいという方はお気をつけください。
個人的評価
※以下の評価は、あくまで私個人の主観的なものです。ご参考程度にお考えください。
難易度 | |
---|
満足度 | 謎 | |
---|---|---|
演出 | | |
総合 | |
参加記録
参加形態
グループ
チーム人数
6/6名
結果
成功
感想など
はじめに
ジョジョ脱出の新作です。
いやぁ、実に感慨深いですね。
思い返してみますと、
「覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」
と、(脳内音声で)公演型謎解きへのソロ凸を後押ししてくれたのが前回のジョジョ脱出、『ジョジョの奇妙な館からの脱出』でした。
そこから一巡(?)して、自分も少しは成長したのだろうか?なんて思ったり思わなかったりで参加した今作。期待通り「ジョジョ愛」に溢れた快作でしたので、いつもよりウザめのテンション(ゴメンなさい)で感想を書いてまいります!
演出について
もう、会場に足を踏み入れた瞬間から、ディ・モールト良いぞッ、良く学習してるぞッ!なわけです。
▼会場の様子を知りたい方には公式レポートがオススメです
そしてゲームが始まる前、既にボルテージは最高潮へと達します。そう、ジョジョ脱出といえばコレ、参加者一人ひとりがスタンド使いになれる、お楽しみタイムッ!です。
今作で選べるキャラはこの6人!
- ジョルノ・ジョバーナ
- ブローノ・ブチャラティ
- レオーネ・アバッキオ
- グイード・ミスタ
- ナランチャ・ギルガ
- トリッシュ・ウナ
改めて思ったのは、キャラの個性立ちとチームバランスの良さ。スタンド能力含め、リアル脱出ゲームにおあつらえ向きですよね。
私が選んだのは推しキャラであるブローノ・ブチャラティ、言わずと知れた頭脳明晰、求心力抜群のチームリーダーです!
お前と正反対だろ、適正考えろって!?
そんなことは百も承知です。いや、むしろ自分ではない誰かになれるのがリアル脱出ゲーム、そしてジョジョ脱出の醍醐味なんです!
いやはや、ディ・モールト楽しかった!ブッチギリですよ!正直なところ、このあたりの演出を心置きなく楽しめるようになったのが一番の成長ポイントかもしれません(謎解き力には……触れないでおきましょう)。
推しキャラがいるならば、抜け目なく、躊躇なく、戦略的かつ平和的にそのキャラを勝ち取って、人目も気にせず思う存分スタンド発動ポーズをキメちゃうのが吉でしょう。
さらに、今作ももちろん、オリジナルストーリー、全編フルボイスのアニメ映像付きです!
「窮地からの逆転劇」というジョジョシリーズの醍醐味を押さえた胸アツなプロットで、ジョジョファンの方もそうでない方も幅広く楽しめる内容ではないかと思います。
謎について
前作の記憶に関してかなり曖昧な部分はありますが、今作ではより、最近のリアル脱出ゲームで見られるような、協力やチームプレイをキーとした体験寄りのゲーム構成になっていると感じました。
この辺りは嗜好性や指向性、つまり「体験型の謎解きゲームに何を求めるか?」の問題になってくるのかもしれませんが、私は好きです。
と言うか、上質な謎解きゲームを制作する団体さんは他にもいらっしゃいますので、SCRAPさんにはSCRAPさんにしか作れないものを極めて欲しいなぁ(誰目線!?でゴメンなさい)と。
そういった意味でも今作は、贅沢な詰め合わせでありながら謎解きと体験のバランスが絶妙な、SCRAPさんにしか作れないであろう体験型ゲームだったと思います。存分に楽しませていただきました。
最後に
前述した通り、ジョジョファンの方はもちろん、そうでない方も楽しめる、エンターテインメント性の高い快作だと思います。
ノレるか?ノレないか?というポイントはありますが、2年前の私が前作を公演型ほぼ初体験&ソロ凸で楽しめたことを思い返すと、同様かそれ以上にノリやすい演出がなされている今作についてもあまり心配はいらないのかもしれませんね。
今はただ、諸々がクリアになり、みなさまが安心して参加できる状況が訪れることを願うばかりです。
謎付きクリアファイル6種セットの感想
公演グッズの『謎解きクリアファイル6種セット』を遊んだ感想も追記しました▼