謎文具キツツキ堂さんの持ち帰り謎「招待状シリーズ」、第一弾『深海遊園地からの招待状』と第二弾『空飛ぶ寝台列車からの招待状』の感想です。今回は普段あまり謎解きをしない奥さんと一緒に遊びました。
商品情報
※以下の情報は、ブログ公開日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がございます。
概要
タイトル
『深海遊園地からの招待状』
『空飛ぶ寝台列車からの招待状』
タイプ
持ち帰り謎
価格
2個セット 3,400円
(バラ売り:各1,800円)
販売サイト
▼2個セット
▼『深海遊園地からの招待状』
▼『空飛ぶ寝台列車からの招待状』
購入記録
購入時期
2019年?月
購入場所
なぞともカフェ
以下、謎の感想等です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで遊びたいという方はお気をつけください。
個人的評価と感想
※以下の評価は、あくまで私個人の主観的なものです。ご参考程度にお考えください。
『深海遊園地からの招待状』
ストーリー
ある日、少女の元に届いた招待状。それは深海にある遊園地からだった…
第一弾は「謎解きクリアファイル 深海遊園地からの招待状」。LINEを使って物語を展開する、謎解きキットです。
所要時間
約70分
個人的評価
難易度 | |
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満足度 | |
感想
優しい世界観でありながらどこか寓話的でもあり、小ネタ満載だけど無駄にとっ散らかってもいない。
謎解きとしてはオーソドックスですし、惜しい部分もなくはないものの、デザインの秀逸さから楽しく解き進められる作品でした。
『空飛ぶ寝台列車からの招待状』
ストーリー
LINEを使って物語を展開する、謎解きキット第二弾。
双子の兄を探すソラは、ある日気が付くと見知らぬ列車の中に居ました。傍らには、天国へと向かう空飛ぶ寝台列車からの招待状が置かれていたのでした…
所要時間
約75分
個人的評価
難易度 | |
---|---|
満足度 | |
感想
ワクワクもニンマリもあって、ちょっとだけ胸が苦しい。どストライクでした、めちゃくちゃ好みです。
丁寧にテキストが綴られていながらも、ちゃんと余白を残して助長すぎないのも良き。第一弾よりも完成され、物語作品として深化している印象を受けました。
2作品を遊んでみて
冒頭で書いた通り、今回は普段あまり謎解きをしない奥さんと一緒に遊びました。と言うのも、これは私のかねてからの願いであり、「そのために一人で遊ばずに取っておいた2作品」でもあったのです。
いやぁ、大正解でした。
2人用の謎解きではない(一人でも十分に楽しめます)ものの、普段あまり謎解きをしない奥さんと遊ぶのにこれ以上の作品はなかったんじゃないか、と。
思わず見惚れてしまうラブリーで個性的なデザイン、制作者さんのこだわりとセンスが昇華したアイテム、読み物として丁寧に綴られた印象を受けるプロット、アクセントでありキーでもありながら難易度も程良く決して主張し過ぎることのない謎。それらがA5サイズのクリアファイルに、物語を共有するための適度なバランスで詰め込まれていて、二人でしっかり咀嚼しながら解き進めることができました。
LINE謎特有の煩わしさもゼロではありませんが、それ以上にLINEを上手く活用したコンサイスな構造になっているという印象が強く、ストレスもあまり感じなかったです。
総じて、購入者の「手に残る」作品であるということを意識し丁寧に作られているのが感じられて嬉しい、トキメいてワクワクできる謎解きを探している方に全力でオススメしたい作品です!続編も首を長くして待っています!