Other Tales Interactiveさんの協力型謎解き脱出アドベンチャーゲーム『チックタック:二人のための物語 』(原題:Tick Tock: A Tale for Two)を奥さんと2人で遊んだ感想です。
ゲーム情報
※以下の情報は、ブログ公開日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がございます。
概要
タイトル
チックタック:二人のための物語
(原題:Tick Tock: A Tale for Two)
制作
Other Tales Interactive
タイプ
協力型謎解き脱出アドベンチャーゲーム
プラットフォーム
Nintendo Switch、PC、Mac、iOSまたはAndroid
イントロダクション
迷い込んだのは、時計じかけの奇妙な村だった…
ふたりで知恵を出しあう“協力型”謎解き脱出アドベンチャー
『チックタック:二人のための物語』(原題:Tick Tock: A Tale for Two)は、ふたりで協力しながら謎を解く脱出アドベンチャーゲームです。
あなたとあなたの友だちは、天才時計職人アマリー・ラブンによって作られた時計じかけの奇妙な村に閉じ込められてしまいました。
ふたりは協力してこの薄暗く不穏な過去の世界から抜け出さなければなりません。古い時計屋、郵便局、屋根裏部屋、時には暗い地下室などなど…、村のあちこちに散りばめられた手掛かりを手分けして集め、出口を探り出してください。ただしそれは容易なことではありません。そこで見つかる手掛かりはどれも不可解な暗号だらけ…
ここで友だちの出番です。目の前に見えているモノや起きているコトをもうひとりのプレイヤーである友だちと教えあって、ああでもないこうでもないと話し合いながら慎重に謎を解き進めてください。ふたりで知恵を出しあえばどんな闇の中だってきっと光を見つけることができるはず。
でも、時間は流れつづけているということを忘れないでくださいね。
販売サイト
▼App store
▼Google Play
▼ Nintendo Switch
▼Steam
購入記録
購入時期
2020年5月
購入場所
App Store
以下、謎の感想等です。
ネタバレには配慮していますが、事前情報なしで遊びたいという方はお気をつけください。
個人的評価
※以下の評価は、あくまで私個人の主観的なものです。ご参考程度にお考えください。
難易度 | |
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満足度 | |
プレイ記録
プレイ人数
奥さんと2人
所要時間
124分
ゲームを遊んでみて
『チックタック:二人のための物語 』は、ゲーム内を探索して謎や暗号を解き明かしながら物語を進める「謎解きゲーム」であり、言語情報のみに限定された情報共有の不自由さを楽しむ「協力ゲーム」でもあります。
昨今の外出自粛下においても楽しく遊べると評判の今作、私たちは同じ部屋でも距離を置いた場所に座り、お互いにの画面を見ない見せない、目も合わさずジェスチャーも用いないことで疑似的なリモート環境を作り遊びました。
いやもうめちゃくちゃに面白かったですね。
日常のコミュニケーションにおいてジェスチャー等の視覚情報が55%を占めるという説がある中、それを用いずに相手へ情報伝達する難しさやもどかしさはかえって新鮮で、ポケベル世代の私たちには懐かしくもある感覚でした。
困難な状況からの脱出を目指すのが謎解きゲームの醍醐味であり、その困難がより困難であるほど成功のカタルシスも大きいのだとすれば、それをこんな方法で作り出すこともできるんだと眼から鱗でしたね。
ゲームの世界観やグラフィックが素晴らしかったことも満足度を引き上げてくれた大切な要素です。夜の静謐が溶け込んだように仄暗く余韻を残す色調と物語は、プレイヤーを引き込むのに十分な魅力を湛えていたと思います。
謎についても、頭を悩ませることはあれど理不尽さはなかったかと。お互いに情報を共有し引き出し合い続けることで答えに辿り着けるよう設計されていたと思いますし、ゲームを進めて要領を得る程にその楽しさも増していくように感じました。
気が付けば124分、普段あまり謎解きをしない奥さんも楽しく遊べたようです。これで370円(App Store価格)は間違いなくお得。別タイトルが制作されることを期待しています。